全年全月6日の投稿[3件]
2024年7月
➡ https://www.nishishi.com/cgi/tegalog/
バージョンアップするには、
- 1クリックでバージョンアップできる専用PHP「TegUp」のご使用をお勧め致します。
- もしくは、最新版のZIPの中から tegalog.cgi と fumycts.pl の2ファイルだけを抜き出して上書きアップロードして下さい。
🆕 Ver 4.4.0の更新点(概要):
《▼大きな不具合の修正》
●ある条件を満たすと『簡易適用スキンの設定が勝手に切り替わってしまう』バグ(表示上の問題)を修正。
《▼大きな機能追加》
●文字装飾で実際に出力されるHTML要素の変更機能。
●検索語のハイライトに使われるHTML要素を strong 以外に変更できる機能。
《▼細かな機能追加》
●鍵付き投稿で、本文の1行目だけでなくさらに2行目も常時見せるようにできる設定機能。
●ログイン者限定動作時にTOPに表示されるメッセージを自由に書き換える機能。
●ハッシュタグ未集計時の文言の変更機能。
《▼仕様改善》
●任意のディレクトリにあるスキンを手動指定できる設定項目を、条件によっては非表示にするよう改善。
●文字装飾記法の「隠す」を使って隠される範囲全体を指定要素で囲むよう改善。
●高負荷Botへの軽い対策を追加。
●別タブで開くリンクにrel属性も出力する仕様改善。
《▼スキン更新》
(なし)
《▼不具合修正》
●IF文の条件にパーセントエンコーディングされた文字列を含めると、IF文として解釈されなくなる不具合を修正。
●カテゴリ概要文にHTMLを使用可能にしているとき、カテゴリツリーではソースがそのまま見えてしまっていた不具合を修正。
▼大きな不具合の修正 :
❎ある条件を満たすと『簡易適用スキンの設定が勝手に切り替わってしまう』バグ(表示上の問題)を修正。
下記の3条件をすべて同時に満たす場合にだけ、スキンの簡易適用設定が勝手に変わる(可能性がある)バグを修正しました。
--- --- --- --- --- --- --- --- ---
🟢【前提条件①】予約投稿機能がONになっている。
🟢【前提条件②】メインで使うスキン以外のスキンに「新着投稿リスト」が掲載されている。
🟢【前提条件③】過去に1度でも予約投稿をしたことがあり、その投稿を(掲載日以降に)再編集したり削除したりしないまま掲載し続けている。
🔴【トリガー】 アクセス者(誰でも)が②のスキンを使ってページを見る。(=②のスキンを使ってプレビュー表示する)
--- --- --- --- --- --- --- --- ---
上記の【前提条件①~③】の3つ全部を同時に満たす場合に限って、上記の【トリガー】の操作をすると、そのスキンが(プレビューではなく)簡易本番適用されてしまう(=てがろぐのスキン設定が書き換わってしまう)というバグがありました。
このバグは、予約投稿機能を実装した最初から潜んでいたバグなので、1年以上前にリリースした Ver 4.0.0(β版も含めると Ver 3.9.3β以降)から存在していたことになります。
この問題をご報告下さった方に、感謝致します!
※詳しい背景は、ブログ記事『てがろぐに「簡易適用スキン」の設定が勝手に切り替わるバグがあった話』に書きました。
▼今回の大きな機能追加:
🌸文字装飾で実際に出力されるHTML要素の変更機能。
文字装飾記法を使ったときに実際に出力されるHTML要素を変更できるようにしました。
▼解説:
例えば「強調装飾にはemではなくstrongを使いたい」とか、「取消装飾にはdelではなくsを使いたい」など、望みのHTML要素が別にある場合にご活用頂けます。
元の役割に関係なく変更できますから、例えば「斜体は使わないから『I』はボタンラベルを『コード』に変えて、出力要素もcodeにする」といったカスタマイズも可能です。
設定箇所は、下図で示すように [設定]→[投稿欄の表示]→【装飾ボタンの表示設定】です。従来から存在する設定表に「出力要素」の列が追加されています。なお、どの要素に変更しても class="decorationX" 等のclass名は常に出力されますから、スキン側がこのclass名(だけ)を使って装飾を指定しているなら、変更後も同じ装飾が適用されます。
なお、要素の指定に関しては重要な注意点もありますので、詳しくは、ヘルプドキュメント「使い方・設定方法」ページ内にある『文字装飾記法・色指定記法の書き方』項目内の、「文字装飾で実際に出力されるHTMLタグの変更方法」をご覧下さい。
🌸検索語のハイライトに使われるHTML要素を strong 以外に変更できる機能。
全文検索結果に含まれる検索語をハイライト表示する際のHTML要素を変更できるようにしました。
▼解説:
全文検索した際、従来は検索語をstrong要素固定でマークアップしていました。この要素を、strong、span、mark、em の4通りから選択できるようにしました。
管理画面の[設定]→[ページの表示]→【全文検索/表示】→[検索結果の表示]→『検索語の強調に使う要素』項目で下図(水色矢印の先)のように選択できます。
HTMLの仕様に存在する「mark要素」が、まさしくこの種の機能(=検索結果のハイライト表示)で使うために用意されているような感じの要素ですので、mark要素も選べるようにしました。
とはいえ、デフォルト設定は、(何の装飾も指定されていないスキンを使っていても太字で表示されるように)strong要素のままです。お望みの要素があれば設定で変更して下さい。
詳しくは、ヘルプドキュメント「カスタマイズ方法」ページ内にある『検索結果の表示時に検索語に対して適用されるハイライト(強調)の装飾方法』項目をご覧下さい。
▼その他の細かな機能追加:
🌷鍵付き投稿で、本文の1行目だけでなくさらに2行目も常時見せるようにできる設定機能。
『本文の1行目をタイトルとして扱うスキンを使っていて、なおかつ、「どんな内容を鍵付きにしているのか?」の情報も示したいので、本文の1行目だけでなく2行目も含めた計2行を常に見せたい』 ……という状況に対応するため、「本文の2行目も常時表示する」よう設定できる機能を加えました。
[設定]→[ページの表示]→【鍵付き(パスワード保護)投稿の表示】区画で、下図の緑色矢印の先に見える『本文の1行目だけは常に見せる(全1行の場合は除く)』項目にチェックが入っているとき、さらに水色矢印部分の『本文の2行目も常に見せる』項目にもチェックが入っているなら、1行目だけでなく2行目も常に見えるようになります。
➡ 詳しくは、ヘルプドキュメント「使い方・設定方法」ページ内にある『鍵が掛かっていても一部を見えるようにする設定方法』項目内の、「1. 本文の1行目だけは常時表示させる設定にもできる(必要なら2行目も常時表示させられる)」をご覧下さい。
🌷ログイン者限定動作時にTOPに表示されるメッセージを自由に書き換える機能。
「ログイン者限定動作」に設定されているときは、非ログイン者がてがろぐにアクセスしても、『ログインしている状態でしか表示されません云々』というメッセージが表示されるだけになります(下図の黄色矢印参照)。このメッセージを、自由文と差し替えられる機能を加えました。
この機能を使うと、下図の紫色矢印のように好きな文言を表示できます。
設定箇所は、[設定]→[システム設定]→【高度な設定】→「▼動作形態」の『初期画面に表示するメッセージ』欄です(下図黄色矢印の先)。ここに1文字以上を入力すると、(標準のメッセージは表示されなくなり)ここに入力したメッセージだけが掲載されるようになります。
➡ 詳しくは、ヘルプドキュメント「使い方・設定方法」ページ内にある『ログイン済みでないとどのページも閲覧できなくする「ログイン者限定表示」機能』項目内の、「ログインを促すメッセージを自由に書き換える方法」をご覧下さい。
🌷ハッシュタグ未集計時の文言の変更機能を追加。
ハッシュタグリストに表示する内容が何もない状況で強制的に出力されていた『ハッシュタグは見つかりませんでした。(または、まだ集計されていません。)』の文言を、管理画面の設定から自由に変更できるようにしました。
設定箇所は、[設定]→[ページの表示]→【システムメッセージ・表示用語】→「ハッシュタグリストが空の場合のシステムメッセージ」欄です。
✅ハッシュタグリストを非表示にしているか、
✅ハッシュタグリストを表示している場合でも、ハッシュタグが1つ以上ある状況
……では表示されないシステムメッセージですから、あまり需要はないかもしれませんけども。
ここは空欄にした状態で保存することもできますので、何も表示したくない場合には、入力欄の中身を消して保存して下さい。
▼仕様改善:
🌳任意のディレクトリにあるスキンを手動指定できる設定項目を、条件によっては非表示にするよう改善。
管理画面の「スキンの切替」画面には、スキンリストの最下部に「任意のディレクトリにあるスキンを手動指定」という自由入力枠が表示されていました。ここに、スキンとしては使えないディレクトリ名を入れてしまうなどしてトラブルになるケースが散見されましたので、「CGI本体の存在するディレクトリよりも浅い階層を参照する指定」の使用が許可されていない状況(※デフォルトでは許可されていません)では、この枠自体を非表示にするように仕様改善しました。
この枠は、[設定]→[システム設定]→【スキンの適用制限】→[適用可能なスキン]項目で、『CGI本体の位置より浅いディレクトリを参照する相対パスや、絶対パスで指定されたスキン』項目(下図の黄色矢印の先)にチェックが入っている場合に限って表示されるようになります。
※単に、不要な状況で不要な設定項目を表示しないようにしただけの話なので、機能としては何も変わっていません。この設定枠を普段からお使いだった場合は、これまで通り表示されるハズです。(もし表示されない場合は、上図の黄色矢印の先に見える項目をONにして下さい。)
➡ 詳しくは、ヘルプドキュメント「カスタマイズ方法」ページ内の『複数のスキンを同時に使用する方法』項目内の、「スキンは、直下のサブディレクトリ以外の別階層にあっても使える」等をご覧下さい。
🌳文字装飾記法の「隠す」を使って隠される範囲全体を指定要素で囲むよう改善。
隠される本文だけではなく、「続きを読む」ボタンも含めた『隠すためのすべてを含む大外枠』を、<指定要素 class="decorationH"> ~ </指定要素> のタグで囲むように改善しました。隠す関連部分全体を装飾したい場合等にご活用頂けます。
具体的には、下図の赤色枠(青色矢印の先部分)のように、大外枠を作る要素を加えました。
また、今回のバージョンで追加した新機能である「文字装飾で実際に出力されるHTML要素の変更機能」も使うことで、隠す空間に使われる要素をspan要素から他の要素に変更することもできます。(例えば、div要素で囲まれるようにすることもできます。)
➡ 詳しくは、ヘルプドキュメント「カスタマイズ方法」ページ内の『「続きを読む」ボタンによって隠された範囲の装飾方法』項目内の、「「続きを読む」機能によって隠される範囲に使われるマークアップ(HTMLタグ)をカスタマイズする方法」をご覧下さい。
🌳高負荷Botへの軽い対策を追加。
➡ 「不正アクセスではないのだけど、様々なパラメータで絨毯爆撃してきてサーバの負荷を高めてしまう」……という系統のBotへ向けた、軽い対策を追加しました。(試験的な実装です。)
単なる重複コンテンツになりそうなパラメータが指定された場合(で、ユーザエージェント名の中に「 bot 」が含まれる場合)には、403 Forbidden の短いエラー文だけを返すことで、無駄に負荷が高まらないようにします。
(今のところ、この対策仕様をOFFにする設定はありません。)
🌳別タブで開くリンクにrel属性も出力する仕様改善。
リンクテキストに :NEW を付けた場合や、設定で「リンク先を別タブで開く」ように設定されている場合には、リンクを作るa要素に target="_blank" と一緒に rel="noopener noreferrer" も出力するよう仕様改善しました。
※同時に rel="nofollow" も出力する設定になっている場合(または、リンクテキストの末尾に :NEW だけでなく :NF も加えた場合)は、すべてを一緒にまとめて rel="follow noopener noreferrer" という属性を出力します。
最近のブラウザでは、 target="_blank" とさえ指定されていれば、HTML側には何もrel属性が書かれていなくても rel="noopener noreferrer" が指定されたものとして動作します。なので、てがろぐ側がrel属性を出力する必要性はそこまでないとも言えますが。ただ、あらゆる閲覧者が最近のブラウザを使っているとは限りませんので、念のために出力するようにしました。
(何も設定しなくても出力されます。この機能をOFFにする設定はありません。)
➡ なお、 :NEW や :NF など、リンクラベルに加えられるオプション記法については、使い方・設定方法ページ内の『リンクラベルに加えられるオプション』項目をご覧下さい。
➡ リンクに関する設定項目の詳細については、『リンクの書き方』項目をご覧下さい。
▼#不具合修正 :
❎IF文の条件にパーセントエンコーディングされた文字列を含めると、IF文として解釈されなくなる不具合を修正。
IF文の条件の中に「%」記号を含めると、IF文として解釈されなくなる不具合がありましたので解消しました。(ハッシュタグ限定表示時を条件にしてIF文を書きたい場合に問題になっていました。)
❎カテゴリ概要文にHTMLを使用可能にしているとき、カテゴリツリーではソースがそのまま見えてしまっていた不具合を修正。
管理画面の[設定]→[システム設定]→【高度な設定】で、「カテゴリ概要文の入力欄にHTMLの記述を許可する」項目にチェックを入れていても、カテゴリツリー内に概要文を表示する際(=[[CATEGORY:TREE:識別子]] の記法で識別子に「D」を加えた際)には、HTMLソースがそのまま見えてしまっていた不具合を解消しました。
以上、ご活用頂ければ幸いです。
今回は大きめのバグ修正も含んでいますので、使いたい追加機能がない場合でもバージョンアップして頂くことをお勧め致します。
※バージョンアップしても、ログインし直す必要はありません。ログイン状態は維持されます。データや設定はそのまま引き継げますし、もし必要になれば後からバージョンダウンすることも可能です。バージョンアップ方法について詳しくは、「CGIの更新方法」をご覧下さい。
なお、開発進捗状況報告サイトでフォロー頂くと、てがろぐCGIの最新β版や正式版の公開時にメールで連絡を受け取ることもできますので、ぜひご活用下さい。(╹◡╹)ノ
フォロー数が増えると、私の開発モチベーションが向上するメリットもあります!!!🤩
:6833文字 修正
2019年8月
てがろぐ Ver 2.2.0 を公開しました! #Update
➡ https://www.nishishi.com/cgi/tegalog/
アップデートするには、tegalog.cgi と fumycts.pl の2ファイルだけを上書きアップロードして下さい。
データファイルや設定ファイルは、すべてそのまま引き継げます。
🆕 Ver 2.2.0の更新点(概要):
●「続きを読む」ボタンの表示機能を追加しました。
●本文と同時に画像を投稿する際の、画像のデフォルト挿入位置が設定可能になりました。
●装飾の色指定に16進数が使えるようになりました。
●前後の投稿単独ページへの移動リンクがナビゲーションに表示されるようになりました。
●テキストリンクにもLightbox用の属性を付加できる記法を追加しました。
●絶対パス(CGIが動作する絶対URI)を手動で固定値に設定可能になりました。
●挿入画像のパス(URL)だけを得る特殊な記法を追加しました。
●本文の抜粋を得る特殊な記法を追加しました。
●装飾「引用」のマークアップが blockquote要素から q要素に変わりました。
●画像の拡大表示にLightboxを適用する対象を2種類に分離しました。
●投稿画像をリンクにするかどうかを設定で選択可能になりました。
●名前が指定されていないユーザの表示名を設定できるようになりました。
●外部に存在する画像のURLを指定して挿入するためのボタンを追加しました。
●画像を絶対パス(絶対URI)で表現するか相対パスで表現するかを設定可能にしました。
●ランダム表示機能 ?mode=random で、削除済みのIDが表示候補に挙がらないようになりました。
●1文字以上が入力されている状況で「他のIDに切り替える」が選択された場合は移動前に確認するようになりました。
●新規投稿時に、ウェブサーバのエラーログにWarningが記録されてしまう点を(さらに)解消しました。
▼今回の大きな機能追加:
🌸「続きを読む」ボタンの表示機能を追加しました。
投稿本文に専用の記述「<>」を書くと、その位置以降のすべてを隠し、代わりに「続きを読む」ボタンを表示する機能を追加しました。隠されている続き部分を展開すると、再度隠すための「畳む」ボタンを表示することもできます。
※この機能は、管理画面の「設定」→「ページの表示」でON/OFFを選択可能です。
※閲覧者のブラウザでJavaScriptが有効な場合のみ機能します。(JavaScriptが無効な環境では、「続きを読む」ボタンは表示されず、最初から本文がすべて見えます。)
※「<>」の記述は、1つの投稿文中で何度でも使えます。
※ボタンのラベルは標準では「続きを読む」・「畳む」ですが、設定画面で自由に変更できます。
※全文検索結果では、標準ではOFFになっており続き部分も全部が表示されますが、設定を変更すれば全文検索結果でも「続きを読む」ボタンを表示させることはできます。
※この機能は、投稿本文が [[COMMENT]] という全文を一括して挿入する書式で挿入されている場合にのみ有効です。(例えば [[COMMENT:BODY]] のように、投稿本文の一部分だけが挿入されるような記法で記述されている場合には、「続きを読む」ボタンは有効になりません。)
🌸本文と同時に画像を投稿する際の、画像のデフォルト挿入位置が設定可能になりました。
画像のデフォルト挿入位置を「投稿の先頭」にするか「投稿の末尾」にするかを設定で選択可能になりました。
※この機能は、管理画面の「設定」→「投稿欄の表示」で設定できます。
標準では、『本文の後を改行してから画像を挿入する』が選択されています。もし、投稿画像をfloatで端に寄せるようなデザインを作っている場合は、『本文より前に画像を挿入する』を選択しておくと修正の手間を省けて望ましいかも知れません。
🌸装飾の色指定に16進数が使えるようになりました。
装飾の色指定には、英小文字による色名のほか、16進数(6文字)でも入力可能になりました。
※16進数で色を指定する際は、「c71585」や「55b62f」などのように、必ず6文字の16進数で記述して下さい。3文字や8文字では指定できません。なお、HTMLやCSSで指定する際のような、先頭の「 # 」記号は不要です。
🌸前後の投稿単独ページへの移動リンクがナビゲーションに表示されるようになりました。
投稿単独ページを表示した際、ナビゲーション領域に「前後の投稿単独ページへ移動できるリンク」が表示されるようになりました。
※従来のバージョンでは、投稿の下部に強制挿入される「ユーティリティ枠」に前後のリンクが表示されていました(この挿入はなくなりました)。
今回の仕様改良では、「ユーティリティ枠」ではなく、ページ番号リンク等が表示される「ナビゲーション枠」に前後への移動リンクが表示されるようになります。
▼今回のその他の機能追加:
🌺テキストリンクにもLightbox用の属性を付加できる記法を追加しました。
画像をテキストでリンクした場合にも、Lightbox用の属性「data-lightbox」を付加できる機能として [ラベル:LB]URL の記法を追加しました。
テキストリンクを指定のラベルで作る際の書き方 [ラベル]URL に「:LB」を加えて、[ラベル:LB]URL と書くことでLightbox用の属性が付加されたテキストリンクになります。なお、リンク先URLが本当に画像かどうかのチェックはしていません。
🌺絶対パス(CGIが動作する絶対URI)を手動で固定値に設定可能になりました。
絶対パス(CGIが動作する絶対URI)を「自動取得する」か「固定値を設定する」かを選択できる機能を追加しました。
※SSI(Server Side Include)機能を使って任意のウェブページ内に「てがろぐ」の出力結果を埋め込んで利用する際には、tegalog.cgiが実在するパスを手動で固定する必要があります。
※この機能は、管理画面の「設定」→「システム設定」で選択・設定できます。特に問題がなければ、「自動取得」を選択して下さい。
🌺挿入画像のパス(URL)だけを得る特殊な記法を追加しました。 #スキン用キーワード
挿入した画像のパス(URL)だけを得る特殊な記法として [[GETURL:PICT:番号]] のような文法を追加しました。
※例えば [[GETURL:PICT:1]] と記述すると、本文内に含まれている1つ目の画像のURLだけが相対パスで得られます。
※内側スキンでのみ使用可能です。
🌺本文の抜粋を得る特殊な記法を追加しました。 #スキン用キーワード
投稿本文の抜粋を得る特殊な記法として [[COMMENT:TEXT:文字数]] のような文法を追加しました。
※例えば [[COMMENT:TEXT:120]] と記述すると、本文の冒頭から120文字がプレーンテキストで得られます。(装飾や画像などの指定はすべて省かれます。)
▼仕様変更:
🌳装飾「引用」のマークアップが blockquote要素から q要素に変わりました。
「続きを読む」機能の実装に伴って、ブロックを生成してしまうblockquote要素が投稿本文中に登場すると困るため、blockquote要素ではなくq要素を使って引用を表現する仕様に変更しました。
※過去のバージョンで引用機能をご使用の場合で、独自にCSSを記述しているなら、若干のスタイルを追記頂く必要があるかもしれません。詳しくは、このリリースノートのNo.15に記していますのでご参照下さい。標準添付スキンをそのまま使っている場合で、最新版CSSを上書きアップロードできるなら、特に何も対処頂く必要はありません。お手数をおかけしますが、ご理解頂けますと幸いです。
🌳画像の拡大表示にLightboxを適用する対象を2種類に分離しました。
画像のリンクに対して、拡大表示のためにLightbox用の属性を加えるかどうかを、「てがろぐ内部で投稿された画像」と「[IMG:*] の記法を使った外部画像」とで別々に設定できるようになりました。
※Lightbox用の属性を加えるかどうかの設定項目は、管理画面の「設定」→「ページの表示」にあります。ここで、設定項目が2カ所に分かれる仕様になりました。必要に応じて個別に再設定して下さい。
※従来のバージョンで、投稿画像の表示時に問答無用でLightbox用属性を付加していた不具合は解消(設定を反映するように変更)しました。
▼その他の細かな機能改善: #仕様改良 #不具合修正
●投稿画像をリンクにするかどうかを設定で選択可能になりました。(画像を最初から原寸で表示している場合に。)
●削除したユーザや、設定で名前が指定されていないユーザの表示名を設定できるようになりました。(従来は「?」固定でした。)
●外部に存在する画像のURLを指定して挿入するためのボタンを追加しました。
●画像を絶対パス(絶対URI)で表現するか相対パスで表現するかを設定可能にしました。
●ランダム表示機能 ?mode=random で、削除済みのIDが表示候補に挙がらないようになりました。(従来は既に削除された投稿も表示対象になっていました。)
●1文字以上が入力されている状況で「他のIDに切り替える」が選択された場合は移動前に確認するようになりました。(JavaScriptが有効な環境でのみ)
●新規投稿時に、ウェブサーバのエラーログにWarningが記録されてしまう点を(さらに)解消しました。(従来のバージョンに加えてさらに対策をしました。)
以上、ご活用頂ければ幸いです。 てがろぐVer 2.2.0開発裏話はこちら
軽微な不具合修正も含んでおりますので、バージョンアップ頂くことをお勧め致します。
:4377文字 修正
過去のバージョンで「引用」装飾を使っていた方々へお知らせ
もちろん「引用」機能自体は今まで通りお使い頂けますし、過去に書いた「引用」もちゃんと従来からの引用の装飾が適用されます。
しかし、適用要素が変わったため、以下の対処が必要な場合があります。
▼引用符が挿入されたり、全体がインラインに表示されたりする
この仕様変更に伴って、従来のCSSだけを適用している状態だと、引用部分がブロックにならず、インラインに表示されてしまいます。また、たいていのブラウザでは引用部分の前後に引用符(ダブルクオーテーション記号)が挿入されてしまいます。
とはいえ、標準配布のスキンをそのままお使いの場合は、スキンを最新のものへ上書きするだけで解決します。
もしご自身でスタイルをカスタマイズなさっていて、スキンのCSSをそのまま上書きするわけにはいかない場合は、以下のようなCSSソースを追記して下さい。
.decorationQ {
display: block; /* 引用部分をブロック化する */
}
.decorationQ::before,
.decorationQ::after {
content: ""; /* 標準で前後に付加されてしまう引用符を消す */
}
上記の7行を追記頂ければ、これまでと同じように「引用」の表示ができます。
できるだけ表示に影響する仕様変更はしたくなかったのですが、「続きを読む」機能を実装するにあたって、本文中に(ブロックを生成してしまう)blockquote要素が登場すると困るため、blockquote要素ではなくq要素を使って引用を表現する仕様に変更せざるを得ませんでした。
ご理解頂ければ幸いです。引用をお使いの場合は、お手数ですが上記の追記でご対処願います。
:825文字 修正
てがろぐ Ver 4.4.0 を公開しました! #Update
⌚ 2024年07月06日(土) 15:35:44