2025年4月の投稿[1件]
2025年4月30日
➡ https://www.nishishi.com/cgi/tegalog/
バージョンアップには2通りの方法があります。
- 1クリックでバージョンアップできる専用PHP「TegUp」のご使用をお勧め致します。
※TegUpは Ver 2.1.0を公開しています。TegUp Ver.1ではTegUpそのもののバージョンアップはできないので、先に手動でTegUpをバージョンアップすることをお勧め致します。※TegUp Ver.1のまま使っても、てがろぐ本体だけのバージョンアップは正常に可能です。しかし、TegUp自身のバージョンアップができないので、そのままでは「TegUp側の機能を必要とするてがろぐ側の機能」が使えないままになります。具体的には、リンク先のOGP情報を読み込んでカード型リンクを表示する機能が使えないままになります。その機能を使わない場合は、必ずしもTegUpをバージョンアップする必要はありませんが、今後の機能拡張(の可能性)を考えれば、今回にTegUpもバージョンアップしておくことをお勧め致します。TegUpをVer.2にすれば、それ以後は(てがろぐ本体と一緒に)TegUp自身もバージョンアップできるようになりますから、手動での上書き作業は要らなくなります。畳む
- もしくは、最新版のZIPの中から tegalog.cgi と fumycts.pl と tegup.php の3ファイルだけを抜き出して上書きアップロードして下さい。
🆕 Ver 4.6.0の更新点(概要):
《▼大きな機能追加》
●リンク先ページのOGP情報を読んでリンクをカード型で表示する機能
●カスタム絵文字を管理画面上から追加・削除できる機能
●カテゴリごとに「1ページあたりの表示件数」を別設定できる機能
●カテゴリごとに「表示に使うスキン」を別指定できる機能
●カテゴリごとに「先頭に固定する投稿」を別指定できる機能
《▼その他の機能追加》
●ユーザ一覧を出力できる記法 [[USERLIST]] と [[USERLIST:識別子]] を追加。
●現在ログインしているユーザの情報を取得できる簡易API機能
《▼細かな機能追加》
●あるカスタム絵文字が使われている投稿を探せる機能
●スキン側からログイン状態を把握するための記法を5種類追加
●カード型リンクを挿入できるようにする「OGPカード」ボタンの表示機能を追加
《▼仕様改善》
●カテゴリ管理画面の一覧表が崩れないよう、概要文のプレビュー文字数を少なめに固定。
●カテゴリ登録データの保存形式を(拡張性の高いものに)改善
●カテゴリ生データ編集機能を新データ仕様に更新
●投稿削除ボタンやカテゴリ削除枠の配色を(目立ちすぎる赤色から)灰色に変更。
●投稿本文を出力する際に、表示上の改行位置でHTMLソースでも改行するよう仕様改善。
《▼スキン更新》
●すべてのスキンを「リンク先ページのOGP情報を読んでリンクをカード型で表示するためのCSSを追加したバージョン」に更新。
《▼不具合修正》
❎サーバのエラーログに「Use of uninitialized value $3 in concatenation (.) or string at tegalog.cgi」というアラートが記録されるケースがあった点を解消。
▼今回の大きな機能追加:
🌸リンク先ページのOGP情報を読んでリンクをカード型で表示する機能
リンク先ページのOGP情報を読んでリンクをカード型で表示する機能を追加しました。
▼概要:
カードサイズは2種類を併用できる仕様で、Twitter Cardの記述を読んでカードサイズを切り替える機能もあります(Twitter Card側の記述を無視して指定サイズで表示する機能もあります)。下図は左側が小サイズの表示例で、右側が大サイズ表示例です。任意のclass名を付与することもできるので、CSSを用意しさえすれば3種類以上のカードを併用することもできます。

標準添付各スキンでのカード型リンクのデザインは、小画像版はTwitterでの表示を、大画像版はBlueskyでの表示を参考にして作りました。しかし、すべてはCSS次第ですので、お好きなようにCSSを書くなりカスタマイズするなりすれば、好きなようにカードをデザインできます。
▼準備:
この機能を使うためには、大きく分けて下記の2つの準備が必須です。
- TegUp Ver.2 を設置する。
- カード型リンク用のCSSを追加する。
➊ TegUp Ver.2(tegup.php)の設置:
てがろぐ Ver 4.6.0 のZIPにも含んでいる tegup.php を(tegalog.cgiと同じディレクトリに)アップロードして下さい。
- TegUpは、てがろぐを1クリックでバージョンアップできる補助ツールですが、Ver.2では機能を拡張して、てがろぐ本体側からのリクエストに応じて「任意のURLへOGP情報を読み取りに行く用途」にも使われます。なので、カード型リンク表示機能を使うためには、Ver.2以降のTegUpの併用が必須です。(※カード型リンク表示機能を使わないなら、別になくても問題ありません。)
- TegUpを使うと、てがろぐ本体をバージョンアップできますが、TegUp Ver 1.x では「TegUpそのもの」のバージョンアップはできません。そのため、今回に限っては tegup.php ファイルを手動で上書きアップロードして頂く必要があります。(※てがろぐβ版をご使用で、既にTegUpがVer.2になっている場合は、TegUpを実行するだけで tegup.php もバージョンアップされますから手動での上書きアップロードは不要です。)
- 今回にTegUpを Ver 2.1.0 にバージョンアップすれば、以後は「てがろぐ本体」だけでなく「TegUpそのもの」も併せてバージョンアップできるようになりますから、次回からはTegUpの手動での上書きアップロードは不要になります。
➋ カード型リンク用CSSの追加:
リンクをカード型で表示するための装飾はCSSで実現されていますので、それ用のCSSが必要です(※カード型にするためのCSSがない状態では、ただのテキストリンクにしか見えません)。自作スキンをご使用の場合などは、お使いのスキンのCSSに カード型リンク用装飾CSSソース を追記してご使用下さい。(※カスタマイズやイチから自作する場合の参考情報は「カード型リンクとして出力されるHTML」項目にあります。)
既製スキンをご使用の場合は下記をご参照下さい。
- てがろぐ標準添付の各スキンをご使用の場合:
- 今回のてがろぐ Ver 4.6.0 完全版パッケージに含まれるスキンを上書きしてご使用下さい。カード型リンク用のCSSを含めてあります。
- 他者配布のスキンをご使用の場合:
- カード型リンクに対応したバージョンのスキンが配布されているかどうかをご確認下さい。配布されていないようなら、カード型リンク用装飾CSSソースをCSSソースに追記してお試し下さい。
▼使い方:
使い方は簡単で、従来からあるリンク記法に :CARD というオプションを加えるだけです。すると、そのリンクはカード型リンクとして表示されます。なお、Twitter Cardの指定にかかわらず小画像カードで表示したい場合は :CARD-S を、大画像カードで表示したい場合は :CARD-L を使って下さい。
➡ 具体的には様々な書き方やオプションがありますので、詳しくは、使い方・設定方法ページの「リンク先ページのOGP情報を読み取ってカード型リンクを表示する方法」区画をご参照下さい。特に、下記のサブ項目あたりで解説しています。
▼カード装飾のカスタマイズ方法:
カード型リンクとして出力されるHTMLソースについては、カスタマイズ方法ページの「カード型リンクとして出力されるHTML」項目に書いてあります。CSSをカスタマイズしたい場合や、1からカードを装飾したい場合にご参照下さい。
🌸カスタム絵文字を管理画面上から追加・削除できる機能
てがろぐのカスタム絵文字は、長らくFTP等の別手段でないとアップロードできませんでしたけども、さすがにその状態で放置するのはどうかと(ようやく)思いまして、てがろぐ管理画面上から追加/削除できる機能を用意しました。
▼解説:

カスタム絵文字のリスト表示画面を上図のように拡張しまして、上図左側の水色矢印の先のように「追加/削除」タブを押すと、上図右側のようなアップロードフォームとファイルリストが見えるようになりました。ここから、新規画像を追加したり、既存画像を削除したりできます。
カスタム絵文字の追加・削除ができるのは、Lv.7(編集者)以上の権限のあるIDでログインしている場合だけです。それ未満の権限のIDでは、既存のカスタム絵文字の一覧だけが見えます。(それ未満の権限でも、カスタム絵文字を本文中に使うことはできます。)
▼仕様:
カスタム絵文字用画像のアップロードに関する仕様は下記の通りです。
- ✅同名のファイルをアップロードした場合は、既存のファイルを上書きします。
- → 画像投稿のように、自動で連番が付加されたりはしません。
- ✅ファイル名は無変更でアップロードされます。
- → カスタム絵文字として使いたい名称をファイル名にしてUPして下さい。その際、大文字と小文字は(多くの環境では)区別されるので注意して下さい。
- ✅カスタム絵文字用の画像ファイルに使えるファイル名は、半角英数字と、半角記号3種._-だけです。
- → 条件に該当しない名称のファイルはアップロードされませんので、ローカル側でファイル名を適宜変更してからアップロードして下さい。
- ✅アップロードできる形式は、svg、gif、png、jpg、webp の5種類のみです。
- → 今のところ、ここからUP可能な画像形式は上記の5種類だけです。ただ、FTP等の別手段でUPする場合は、(ブラウザが画像として表示できる形式なら)他の形式も使用可能です。
初期状態では容量無制限でUPできます。複数人で使っている場合には上限設定が必要なケースもあるかもしれないと思いましたので、一応上限設定も加えました。設定画面の「システム設定」→【カスタム絵文字機能の設定】から、下図のように設定できます。……とはいえ、大半は1人でお使いでしょうから、あまり需要はなさそうですけども。

ただ、容量無制限の設定で使う場合でも、上図の黄色🟡矢印部分に指定した最大サイズ(※下図では橙色🟠矢印部分にも掲載されています)を超過するサイズの画像には、下図の青色🔵矢印で示したように、赤色で警告する機能があります。大きすぎる画像をうっかりUPしてしまった場合に、気付きやすくなるでしょう。

もちろん、大きすぎる画像を絶対にUPしたくない場合は、「アップロードできる容量に上限を設ける」項目のチェックをONにしてお使い下さい。すると、上限を超える画像のアップロードは拒否されます。
➡ 詳しくは、使い方・設定方法ページの「カスタム絵文字」区画内の「カスタム絵文字用画像をアップロードする方法」項目以降をご覧下さい。
🌸カテゴリ関連機能の拡張
カテゴリ別に「1ページの表示件数、適用スキン、先頭固定投稿」を指定できる機能 を追加しました。
カテゴリ別の詳細設定画面に下図のようなオプション設定項目を追加しました。ここから、そのカテゴリ限定表示時用の「1ページの表示件数」、「適用スキン」、「先頭固定投稿」を必要に応じて個別に設定できます。

➡ これらの新機能について詳しくは、使い方・設定方法ページの「カテゴリ単独表示時に、表示件数や表示スキンや先頭固定などを個別指定したい場合の設定」項目で解説していますのでご参照下さい。
下記(➊➋➌)にも簡単に紹介しておきます。
🌸➊カテゴリごとに「1ページあたりの表示件数」を別設定できる機能
1つのカテゴリを単独で限定表示している場合に限って、「1ページあたりの表示投稿数」を標準設定とは異なる値に変更できます。

なお、通常はスキン側に表示数が指定されてたらスキン側の設定値が使われます(※)が、上図緑色矢印の先に見える『スキン側で表示数が指定されていてもこの値を強制する』項目にチェックを入れておけば、その指定も上書きして、ここで設定した件数で表示できます。
※ただし、[設定]→[ページの表示]→【ページの表示/全体】で、『スキン側に指定されている表示数を優先採用する』項目(下図の水色矢印部分)にチェックが入っていない場合は、スキン側の設定値は常に無視されます。

なお、カテゴリオプション枠で設定した「1ページあたりの表示投稿数」は、
- そのカテゴリが単独で限定表示されている場合
- 他の条件では絞り込まれていない場合
➡ 詳しくは、ヘルプドキュメント「カテゴリ単独表示時に、表示件数や表示スキンや先頭固定などを個別指定したい場合の設定」項目の①をご覧下さい。
🌸➋カテゴリごとに「表示に使うスキン」を別指定できる機能
1つのカテゴリを単独で限定表示している場合に限って、「表示に使うスキン」を標準設定とは異なるスキンに変更できます。

ここでの個別適用スキンは、
- このカテゴリが単独で限定表示されている場合
- 特別な表示モード(ギャラリーモードなど)ではない場合
複数のカテゴリが同時に表示される状況では適用されません。ただし、カテゴリが単独で限定表示されてさえいれば、他の条件で絞り込まれている場合(例えば全文検索した場合)でも、スキンの指定は維持されます。
なお、表示に使うスキンが ?skin=skin-jornal のようにパラメータで直接指定されている場合は、カテゴリ側の設定は無視され、パラメータで指定されているスキンの方が採用されます。
※[設定]→[システム設定]→【スキンの適用制限】(下図)で、不許可に設定されている位置にあるスキンは(指定しても)使えません。使えないスキンや、存在しないスキンを指定すると、表示時にエラーメッセージが表示されます。

➡ 詳しくは、ヘルプドキュメント「カテゴリ単独表示時に、表示件数や表示スキンや先頭固定などを個別指定したい場合の設定」項目の②をご覧下さい。
🌸➌カテゴリごとに「先頭に固定する投稿」を別指定できる機能
1つのカテゴリを単独で限定表示している場合に限って、任意の投稿を先頭に固定表示できます。(数はいくつでも)

複数の投稿を先頭に固定したい場合は、「 123,567,489 」のように、半角カンマ記号で区切って下さい。ここに記述した順番で先頭に固定表示されます。(※ここで指定した投稿が「そのカテゴリに属していない場合」には表示されませんのでご注意下さい。その場合はエラーメッセージ等が出ることもなく、単に無視されます。)
ここでの先頭固定設定は、
- このカテゴリが単独で限定表示されている場合
- 他の条件では絞り込まれていない場合
- RSSモードではない場合
- 例えば、カテゴリを限定していても、全文検索した場合や、ハッシュタグで絞り込んでいる場合などには適用されません。
- また、RSSモードの場合には一切先頭には固定されません。(特定のカテゴリに限定した内容のRSSフィードを配信している場合、たとえ先頭固定投稿が登録されていても、RSSフィード内では先頭には出てきません。)
※固定したい投稿の投稿時に「先頭に固定」項目にチェックを入れる必要はありません。(カテゴリ別の先頭固定を登録する操作方法は、上図の設定画面から直接投稿番号を入力する方法だけです。新規投稿時や投稿編集時に「特定のカテゴリで先頭固定させる」ような指定方法はありません。つまり、新規投稿と同時に特定のカテゴリに先頭固定するような操作はできません。)
➡ 詳しくは、ヘルプドキュメント「カテゴリ単独表示時に、表示件数や表示スキンや先頭固定などを個別指定したい場合の設定」項目の③をご覧下さい。
▼今回のその他の機能追加:
🌺ユーザ一覧を出力できる記法 [[USERLIST]] と [[USERLIST:識別子]]
全ユーザの一覧もページ上に表示できる記法を用意しました。
例えば下図のような感じで表示できます。(これは表示例です。実際には自力でスキンに専用記法を書かないと、どこにも表示されません。)

ただシンプルに [[USERLIST]] とだけ書いた場合は、全ユーザの名前だけがリンクの形でリストアップされます。
しかし、(カテゴリツリーと同様の感じで)各ユーザのどんな情報をどんな順序で出力するのかを指定できる識別子を使う [[USERLIST:識別子]] の記法なら、ユーザアイコンを付加したり、ユーザIDを直接表示したり、紹介文を表示する用途にも使えます。

また、「今ログイン中のユーザ」や「いま限定表示中のユーザ」にはそれぞれ専用のclassが付加されますから、(それ用のCSSを書けば)見た目に差を付けることもできます。
➡ 記法の種類については、リファレンス【ユーザ一覧要素】項目をご覧下さい。
➡ 仕様について詳しくは、カスタマイズ方法ページ『ユーザ一覧の表示方法と装飾方法』区画内の「ユーザ一覧の掲載内容を指定できるUSERLIST識別子の書き方」項目をご覧下さい。
どの項目にもCSSで装飾しやすいようにclass名を割り振ってあります。どんなHTMLが出力されるのかの具体的な解説は、「ユーザ一覧のHTMLソース出力例とCSSでの装飾方法」項目以下をご参照下さい。
🌺現在ログインしているユーザの情報を取得できる簡易API機能
今ログインしているIDの情報を取得できる簡易APIを用意しました。JavaScriptなどから取得することで、ログイン状態を確認する用途に使えます。
この機能は主に、投稿欄(特に、非ログイン状態でもアクセスできる可能性のあるQUICKPOST)の機能を拡張するようなJavaScriptを設けている場合で、「非ログイン状態では動作しない」ようにしたい場合などに活用することを想定しています。
以下の2種類の方法で指定の情報が指定の形式で得られます。
- 単独の情報を得る場合: ?mode=api&item=(欲しい情報名)
- 全部の情報を得る場合: ?mode=api&item=all&type=(欲しい形式)
全部の情報を一括して得る場合は、JSON形式やINI形式など、望みの形式を指定できます。
➡詳しくは、ヘルプドキュメントの「ログイン状態を取得できる簡易APIの使い方」区画をご覧下さい。
▼その他の細かな機能追加:
🌷あるカスタム絵文字が使われている投稿を探せる機能
カスタム絵文字用のファイル一覧画面に、そのカスタム絵文字が実際に使われている投稿を探す機能も加えました。
需要があるかどうかは分かりませんが。(^_^;)
🟢「投稿を探す」ボタンを押すと、通常の表示モードでそのカスタム絵文字の存在を検索します。(=実際に使われている投稿本文を直接閲覧できます。)
🟣「一覧で探す」ボタンを押すと、管理画面の投稿一覧表でそのカスタム絵文字が使われている投稿の検索結果を表示します。

➡ヘルプドキュメントの「そのカスタム絵文字が使われている投稿を探す機能」でも説明しています。
🌷スキン側からログイン状態を把握するための記法を5種類追加
ログイン状態に応じて表示を切り替えたい場合などに活用できる、スキン側からログイン状態を把握できるようにする系統の記法5種類を追加しました。
具体的には、外側スキンファイル(skin-cover.html)内で、以下の5種類の記法を使えるようにしました。
- [[SYS:ISLOGGEDIN]] → ログイン中かどうか(YES/NO)
- [[SYS:USERLEVEL]] → ユーザの権限(非ログインなら0)
- [[SYS:USERNAME]] → ユーザ名(非ログインなら空文字列)
- [[SYS:USERICON]] → ユーザアイコン(非ログインなら空文字列)
- [[SYS:USERID]] → ユーザID(非ログインなら空文字列)
また、想定している具体的な使い方は、カスタマイズ方法ページの「ログイン状態をスキン側から把握するための記法の使い方」をご覧下さい。
🌷カード型リンクを挿入できるようにする「OGPカード」ボタンの表示機能を追加
投稿欄下部の専用ボタンでカード型リンクを挿入できるようにする「OGPカード」ボタンの表示機能を追加しました。(※デフォルトでは非表示)
投稿欄下部の「OGPカード」ボタン(※ボタンラベルは自由に変更可能)をクリックすることで、カード型リンクを表示するための記法 [:CARD]URL 記法を挿入できるようになりました。自力でいちいち :CARD と書くのが面倒な場合には良いかもしれません。(下図の黄色矢印部分)

このボタンはデフォルトでは非表示なので、使いたい場合は、管理画面の[設定]→[投稿欄の表示]→【リンクボタンの表示設定】→[▼表示するリンクボタンの選択]の『OGPカードリンク』欄でONにして下さい。ボタンラベルもここから好きに変更できます。
➡ 詳しくは、使い方・設定方法ページの「リンク先ページのOGP情報を読み取ってカード型リンクを表示する方法」区画内の「ボタンクリックでカード型リンクを挿入する操作方法」項目をご覧下さい。
▼仕様改善:
🌳カテゴリ管理画面の一覧表が崩れないよう、概要文のプレビュー文字数を少なめに固定
カテゴリ概要文にたくさんの文章を登録すると、管理画面上での一覧表が横に長くなりすぎて見づらくなりますので、一覧表の中では15文字までしかプレビューされないように仕様を改善しました。

実際の概要文には、登録可能な文字数に上限はありません。単に、上図の一覧表の中では最大15文字までしかプレビューしないようになっただけのことです。
🌳カテゴリ登録データの保存形式を(拡張性の高いものに)改善
今バージョンから搭載されたカテゴリ関連の機能拡張を実装するにあたって、カテゴリ情報の保存方法を改善する必要がありましたのでその辺を改善しました。内部の問題なので、実際にご使用頂く際には特に関係ないのですが、『バージョンダウンすると、カテゴリの設定が読めなくなる』という点にご留意下さい。
もし、古いバージョンに戻す必要性が出た場合は、事前に tegalog.ini ファイルのバックアップを取っておくことをお勧め致します。
▼補足:
Ver 4.6.0を使ってカテゴリの情報を1つでも変更すると、カテゴリ情報の記録形式がアップデートされます。その後に、Ver 4.5.0以前(正確にはVer 4.5.2β以前)のような古いバージョンに戻すと(古いバージョンでは新形式のデータは読めないために)カテゴリの登録情報が消えます。
一度カテゴリの登録情報が消えてしまうと、再度 Ver 4.6.0 にバージョンアップしてもカテゴリ情報は消えたままです。しかし、バージョンダウンする前に tegalog.ini をバックアップしておけば、再度のバージョンアップ後にバックアップしておいた tegalog.ini も一緒に書き戻すことで、元通りの状態で使い続けられます。
具体的には、tegalog.ini ファイルの中に含まれる categorylist= という記述で始まる1行がカテゴリの登録情報の本体です。だいたい38行目付近にあります。(カテゴリの登録総数がどれだけあっても、1行で記録されています。)
正確には(tegalog.iniファイルをまるごとバックアップしておかなくても)この行さえコピーしておけば、(この行だけを上書きすることで)カテゴリ情報を復元できます。
※カテゴリの登録情報が失われても、各投稿の「所属カテゴリ」情報は失われません。そのため、たとえバックアップがなくても、元のカテゴリIDを使ってカテゴリを新規作成する方法でもカテゴリを復活させられます。
🌳カテゴリ生データ編集機能を新データ仕様に更新
カテゴリ生データ編集機能の操作方法自体は変わっていないのですが、データの記録形式がアップデートされていますので、新しい記述方法に沿って編集する必要があります。(※過去にバックアップしていた旧形式のデータをペーストしても問題ありません。古いデータは自動的に新仕様にアップデートされますので。ただし、その際は『全カテゴリを旧形式で記述』して下さい。旧形式と新形式を混ぜて登録することはできません。)


▼背景:
Ver 4.4.4β以降では、カテゴリの生データを管理画面上で編集できます。複数のカテゴリの情報を一気に編集したい場合のために用意した機能です。その機能自体は新バージョンでも使えるのですが、カテゴリ登録データの保存形式が変わったことで、この生データ編集機能で扱うデータ形式も変わっています。(データ内の文字数が多くなったので、ちょっと「見渡しやすさ」は減ってしまいました。)

➡ 詳しくは、ヘルプドキュメントの「複数カテゴリの一括(生データ)編集方法」をご参照下さい。
🌳投稿削除ボタンやカテゴリ削除枠の配色を(目立ちすぎる赤色から)灰色に変更
投稿削除用のボタンが赤色で目立ちすぎるために、削除するつもりはないのにうっかり(投稿ボタンと間違えて)削除ボタンを押してしまう……というケースに対応する機能として、従来から「削除ボタンを右寄せで表示する」というオプション設定はあったのですが、『そもそも赤色にしない方が良いのでは?』と気付きましたので(笑)、灰色で表示する仕様に改善してみました。^^;

これでもまだ押し間違えそう……という場合は、右寄せで表示する設定をお勧めします。(というか、右寄せでの表示をデフォルトにしても良いかな、とも思うのですけども。^^;)右寄せにした上で灰色なら、間違えて押してしまう可能性はかなり低くできるでしょう。たぶん。
➡ 削除ボタンを右寄せで表示する設定方法は、使い方・設定方法ページの『削除ボタンを右寄せで表示する方法』をご覧下さい。
🌳投稿本文を出力する際に、表示上の改行位置でHTMLソースでも改行するよう仕様改善
従来は、投稿本文を構成する文章は(HTMLソースとしては)一切改行せずに1行で出力されていました。これだと、装飾を調整する目的でHTMLソースを参照したい際に目的の場所を探すのが大変ですし、数万文字を超えるような本文を投稿した際にはブラウザが反応しなくなることもありました。
今回のバージョンからは、本文中の改行位置では、HTMLソース内でも改行するように改善しましたので、ソースが読みやすくなりますし、(おそらく)莫大な文字数の投稿でも問題なく表示できる可能性が高まるでしょう。
※元々、てがろぐ側の仕様では1投稿に何万文字でも投稿可能なのですが、「HTMLソース内に改行がなさすぎて、1行内に何万文字もある場合」には、ブラウザがページを表示しなくなる(または、ものすごく遅延する)ケースがありました。
▼#不具合修正 :
❎サーバのエラーログに「Use of uninitialized value $3 in concatenation (.) or string at tegalog.cgi」というアラートが記録されるケースがあった点を解消
たとえこのアラートが記録されていてもCGIの動作には支障ありませんが、エラーログに余計なアラートが記録されないならそれに越したことはありませんので修正しました。
以上、ご活用頂ければ幸いです。
※不具合の修正と動作仕様の改善も含んでおりますので、使いたい追加機能がない場合でもバージョンアップ頂くことをお勧め致します。
※バージョンアップしても、データや設定はそのまま引き継げます。バージョンアップ方法について詳しくは、「CGIの更新方法」をご覧下さい。
なお、開発進捗状況報告サイトでフォロー頂くと、てがろぐCGIの最新β版や正式版の公開時にメールで連絡を受け取ることもできますので、ぜひご活用下さい。(╹◡╹)ノ
フォロー数が増えると、私の開発モチベーションが向上するメリットもあります!!!🤩
:12737文字 修正
てがろぐ Ver 4.6.0 を公開しました! #Update
⌚ 2025年04月30日(水) 18:02:26